みなさん、こんにちは
このページではVDT症候群についての説明と自宅や職場で簡単にできる予防体操を紹介しています。
まず、VDT症候群という言葉をご存知ですか?
VDT症候群とは(Visual display Terminal 症候群)の略で、パソコンなどのディスプレイを使った作業により、眼の疲れや痛み、肩こり、首の痛み、腕や腰の疲れなどがあり、その他イライラ、不安、抑うつなど様々な症状が起こります。
元々は昭和60年12月にどのようなものか規定されたものですが、その対応については平成14年の改訂をはさみ、令和元年7月12日より新しく生まれ変わりました。(詳しく知りたい方は各種労働局の「新VDT作業ガイドライン」で調べて見て下さい。)
そのガイドラインの中に「健康管理」という項目があり、そこには
●職場体操等
就業の前後又は就業中に、体操、ストレッチ、リラクゼーション、軽い運動等を行うことが望ましい |
というものがあります。いろいろな人たちが様々な対応方法を考えられていますが、
本校の柔道整復スポーツトレーナー学科は地域の人たちの健康コーディネーターとして、様々な運動方法を指導しています。
そこで今回は、職場で簡単に実施できる体操・ストレッチについて紹介したいと思います。
Ⅰ.首のストレッチ
左右、後ろにジワ~っと5秒くらい伸ばします。
Ⅱ. 肩のストレッチ
手を肩につけたまま、大きくゆっくりと動かします。
Ⅲ. 肩甲骨のストレッチ
1.手の甲と肘を合わせます。
2.肘の高さを落とさないように、外に腕を開きます。
3.手の甲を内側にしたまま、肘を伸ばします。
4.この状態から背中のほうに、肘を下げます。
5.1の状態に戻します。
6.肘を合わせたまま、上にあげます。
7.肘を離さないように、下に下げ、1の状態に戻します。
これを4~5回繰り返します。ゆっくりと肩甲骨を意識しながら行ってみてください。
いかがでしたか?みなさんも適度に体を動かしながら、VDT症候群を予防し、健康に過ごしましょう
そして、いろいろな人たちの健康寿命を延ばすための健康指導ができるための知識と技術を学びましょう