みなさん こんにちは
10月17日(土)は記念すべき3期生(1年生)の『戴帽式(たいぼうしき)』が行われました
朝起きたら天気は生憎の雨模様しかし次第に弱くなっていきちょうど式が始まる13:30には雨が止みました
さて戴帽式ですが、最近はナースキャップの着用が減少していることから、看護学校や看護系大学では戴帽式を行わないところも増えてきています
しかし本校では、初めての病院実習へ臨む前に教員が学生一人一人にナースキャップを与え看護師を目指すものとしての職業に対する意識を高め、またその責任の重さを自覚してもらうための重要な儀式として位置づけています。
『戴帽式』でナイチンゲール像からロウソクに灯を移す意味は?
「灯火の行」としてナイチンゲール(看護のシンボル)誓詞とともにナイチンゲールの精神を受け継ぐという意図で、キャンドルに火を移します。看護師は夜間にラウンドと言われる見回りをし、患者一人一人に異常がないか確認をします。ランプを手に患者を見守るナイチンゲールは『ランプの婦人』とも呼ばれていました。ナイチンゲール像から灯を自分のロウソクに移し、「自分も看護師として患者を見守り続ける」と言う誓いを、自分を支えてくれている方々の前で誓うのです。
戴帽式では看護教員も学生たちの凛とした緊張感ある表情や、ナイチンゲール誓詞を聴くとそれぞれが看護師を目指した初心を思い出し、毎回感動します。
いつまでも、この日の感動を胸に抱きこれから先に困難に直面した時には、戴帽式でのキャッピングしてもらった時の自分を思い出し乗り越えて成長しつづけてほしいと願っています
さて、今年の戴帽式は新型コロナウイルス対策のため規模を縮小して行われました。
①会場に合わせて入場者人数を制限。本当はもっと多くの方にご出席いただきたかったのですが・・
②戴帽生含め全員のマスク着用を厳守。せっかくの思い出に残る式典なのに顔が隠れてしまうのは非常に残念ですが・・
③しかし集合写真撮影時のみマスクを外して撮影!ただし会話はNG!
戴帽式が無事に終了した後に笑顔で家族やクラスメイト、教員、関係者の方々との写真撮影時の笑顔は最高に美しく入学してから半年間の成長を感じます
これから看護師を目指そうと思っておられる方も
ナースキャップに込められた意味を少しでも分っていただけたら幸いです。