みなさんこんにちは
朝晩の冷え込みも厳しくなってきて、いよいよ秋がきたなと実感する今日この頃
みなさん体調はいかがですが朝と昼で温度差も出てくるので、体調を崩さないようお気をつけくださいね
というのもこの時期は本格的な出願や受験が始まりいよいよ受験シーズン真っ只中となります。やらなければならないことは沢山あります
受験ということでは、多くの受験生が不安に思うのが「面接」対策。
看護学校受験時の面接対策ではまず最初に「自身の看護観」を考えていく必要があります。そうしないと面接のときに答える内容が固まらず、非常に非効率だからです
そこで今回は、面接に取り組む前に考えなければならない、
「あなたの看護観」
「どのような看護師になりたいか」
「理想の看護師像」
についての話題に触れたいと思いますこれは実際の面接のときも必ずといっていいいほど聞かれる質問内容ですよ
本校では、後期(夏休み明け)に、1年生は基礎看護学実習Ⅱ、2年生は老年看護学実習Ⅱに行きます。(実際に外に出て現場で学ぶ臨地実習です)
そこで、学生全員一人ひとりが、目標とゴールを具体的に定め、将来の夢に向かってのビジョンを描きました
きっと、あなたの 看護観とは?「看護師として大事にしたいこと」 の参考になると思いますので、抜粋して紹介しますね
あなたは、どのような看護師になりたいですか?
優しく穏やかな対応ができる看護師になりたい
多くの患者さんは「看護師さんは忙しそうだから声をかけにくい」と思い、気を遣って遠慮がちに声掛けしていることがあると思います。
そのような中でも必ずと言って良い程、患者さんから声をかけられやすかったり、情報を収集することが上手な看護師がいらっしゃいます。
これは、常に優しく穏やかな人には声をかけやすいし安心感があるからです。
もしかしたら、急変時や仕事の慌ただしさで優しく穏やかな対応がすぐにできない場合が多いかもしれません。
そんな時に、この気持ちを忘れず、原点に気持ちを戻して、優しく穏やかな対応が看護に必要なのか考えることを心がけようと思います。
患者さんに寄り添った看護を行える看護師になりたい
患者さんに寄り添った看護。
看護の基本ともいえる役割だと思いますが、実際にどうすればいいのか?というとなかなか具体的な方法を挙げるのは難しいです。
しかし「寄り添うかたち」は目の前におられる、患者さん一人ひとりに、自分の思いやりの気持ちを伝えればいいと思います。
それが、いつか「患者さんの立場に立つ」ことや「患者さんと共にたたかう」ということにつながると思うのです。
自分なりの「寄り添う看護」のかたちを伝えられる看護師になりたいです。
常に笑顔を絶やさない看護師になりたい
看護師とは人の命に関わるお仕事。
だからこそ、常に張り詰めた空気の中で、人の命に対する責任感と、時間に迫られながら業務をこなし、テキパキとケアを行ったりするので、なかなかハードで緊張し続ける仕事だと思います。
そんな中、仕事のプレッシャーで表情が険しくなってしまったら、患者さんに安心感を与えることは出来ません。
また、患者さんのその時の状況や体調によって、笑顔の度合いを変える必要もあると思います。
「笑顔を絶やさない看護師」で居続けるということは、結構難しいと思います。
でも、笑顔でいることは患者さんと関わるうえではとても大切なことです。
だからこそ、自分が素敵な笑顔で看護できるように、自分自身のこころとからだの健康づくりを、今の学生のうちからできるようになっていようと思います。
いかがでしょうか なかなかよく述べられている、学生なりの素敵な看護観だと思いませんか
ここで、看護学科教員から~
ONE POINT 看護観を上手に伝えるための話の流れ
しっかりした看護観があっても、相手に伝わらなければ意味がありません。
相手側にもわかりやすい話の流れとしては、以下のようなパターンがあります。
- 私の想いは「○○な看護師になりたい」
- なぜなら、このような体験やエピソードがある
- ここでこう思った/○○を学んだ
- 将来的にはもっと○○していきたい
夢は、願えばきっと叶います
ぜひ参考にしていただき、あなたの夢の実現に向かって、皆さんだけの看護観を見つけてくださいね!