みなさん、こんにちは
梅雨もあけ、いよいよ夏本番となってきました
夏になるとTVなどでもよく出るのが熱中症です。
熱中症のクーリングに関しては、以前の
を参照にしてください。
今回は、熱中症予防の水分補給についてお話をしたいと思います。
「厚生労働省の熱中症予防リーフレット」によると
熱中症の対策には
- こまめに水分を補給する
- 室内でも、外出時でも、のどの乾きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給する。
となっています。
そう、近年、様々なところで言われている、経口補水液です。
経口補水液とは(ORS:Oral Rehydration Solution)
水分を吸収する小腸において、最も水・電解質の吸収が早く行われるように研究されたものです。
そのレシピは
水:1L
砂糖:20-40g
塩:3g とされています。
しかし、なかなかオリジナルのORSを作る事は面倒ですし、大変です
そこで最近注目され直しているのは、熱中症の対策に牛乳を飲むという事です。
文部科学省「日本食品標準成分表」によると
牛乳の主な成分はコップ1杯(200g)に
カルシウム:約35% ビタミンB2とビタミンB12:約25%
も含まれており、さらに、様々なミネラルも多数含まれています。
さらに牛乳には約13%ほどタンパク質も含まれており、トレーニング時に飲むプロテインとしても最適と考えられています。
スポーツに係る人間として熱中症を予防するには、経口補水液やスポーツ飲料水もいいですが、
効率の良い牛乳を試してみるのも選択肢に入れてみてはいががでしょうか
参考文献
谷口英喜:経口補水療法,日生気誌52(4):151-164,2015
文部科学省:日本食品標準成分表2015年版(七訂) 乳類,2015