美作市スポーツ医療看護専門学校

豆知識①熱中症対策にも最適なクーリング!!

みなさんこんにちは

先日の看護学科の演習は、氷枕を作成

 

 

看護師さんは、お熱が出た患者さんや、炎症のある部分を冷やしたりとさまざまな場面で

氷枕を含めたクーリングというケアをよ~く行っています

みなさんも、お熱が出たときに冷やしてもらうと「きもちいぃ~」と感じたときがありませんか

毎日、暑い日が続き、これからますます熱中症になる確率が高くなりますよね

 

熱中症対策にもクーリングというのはとっても効果的です

熱中症は、脳にいく血液を冷やすことでも効果があります。
もちろん、体温を上昇させないためにも「冷却する」ということが
ものすごく大切になってきます。
とはいえ、冷やしていい場所、悪い場所もありますし、
これはやってはいけない!ということもありますので、よーーーく覚えておいてくださいねまず、冷却するべき場所ですが・・・脇の下脚の付け根などの
太い血管が通っているところを冷やしてください。
(体の内側から体温を下げることができるので、効果的です。)冷やすものは、

  • 濡れたタオル
  • 氷を入れたアイスバッグ
  • 冷却シート
  • タオル(ハンカチ)で包んだ保冷剤
  • 凍らせた飲み物

などなど、冷たいものなら何でも大丈夫です。

ここで注意ですが、
とにかく体を冷やせばいいと思って、おでこに冷却シートを貼ったりする人もいますが・・・

おでこ(額や頭)を冷やすと、
体温が下がったと、脳が勘違いしてしまい、逆に体温を上げようとしてしまうので、
額や頭を冷やすことはやめてください。

そして、冷却する上でのもう一つの注意点ですが、

体の一部を常に冷やしていると、

体の防御機構(自律神経系)がバランスを崩し、

暑い環境に弱くなってしまう可能性があります。

なので、冷却シートを常に貼っていたり、保冷剤などを当て続けることはやめて、

体温が上がってきた、または暑いと感じたときに、冷却するようにしてください。

もちろん我慢はしなくていいので、時折冷やす、ということを心がけてくださいね。

 

これからスポーツや外出の際、毎週日曜に実施している本校のオープンキャンパスに来て頂く時など、

十分に気をつけてくださいね

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