先日の看護学科の演習は、氷枕を作成
看護師さんは、お熱が出た患者さんや、炎症のある部分を冷やしたりとさまざまな場面で
氷枕を含めたクーリングというケアをよ~く行っています
みなさんも、お熱が出たときに冷やしてもらうと「きもちいぃ~」と感じたときがありませんか
毎日、暑い日が続き、これからますます熱中症になる確率が高くなりますよね
熱中症対策にもクーリングというのはとっても効果的です
これはやってはいけない!ということもありますので、よーーーく覚えておいてくださいね

太い血管が通っているところを冷やしてください。
(体の内側から体温を下げることができるので、効果的です。)冷やすものは、
- 濡れたタオル
- 氷を入れたアイスバッグ
- 冷却シート
- タオル(ハンカチ)で包んだ保冷剤
- 凍らせた飲み物
などなど、冷たいものなら何でも大丈夫です。
ここで注意ですが、
とにかく体を冷やせばいいと思って、おでこに冷却シートを貼ったりする人もいますが・・・
おでこ(額や頭)を冷やすと、
体温が下がったと、脳が勘違いしてしまい、逆に体温を上げようとしてしまうので、
額や頭を冷やすことはやめてください。
そして、冷却する上でのもう一つの注意点ですが、
体の一部を常に冷やしていると、
体の防御機構(自律神経系)がバランスを崩し、
暑い環境に弱くなってしまう可能性があります。
なので、冷却シートを常に貼っていたり、保冷剤などを当て続けることはやめて、
体温が上がってきた、または暑いと感じたときに、冷却するようにしてください。
もちろん我慢はしなくていいので、時折冷やす、ということを心がけてくださいね。
これからスポーツや外出の際、毎週日曜に実施している本校のオープンキャンパスに来て頂く時など、
十分に気をつけてくださいね