こんにちは。暑い日が続きますね
もう夏休み 予定は決まりましたか
先日、昨年の冬に来てくれた大阪の姉妹校の卒業生の活躍ぶりを見に行ってきました!
(ブログもアップしています >>>卒業生インタビュー① 卒業生インタビュー②)
卒業生の池本さんは、鳥取県にある老人保健施設 「すこやか」で働いています。
大阪で学び、地元に帰ってきました。
二年目に入り、まだまだ大変 新人の域を越えませんと言いながら頑張っていました。
訪問時はちょうどフロアの待機担当。
「ベッドへ横になりたい」 「起きたい」 「 排尿の量測って!」 といった、利用者からのいろんな要望の対応をします。
施設は病院と違って「生活の場」なので、自由がある分、フロアにいる人やお部屋(居室と言います)にいる人はそのときどきで
全然違います。
そこで、特に気をつけないといけないのが 「転倒」です。
誰しもが骨折!!!でもないし、 骨折しても 最近はすぐに手術をして施設に帰ってくることが多いのです。
転倒をきっかけに、できていたことができなくなったり 弱気になったり それが食欲低下につながったりと、
利用者のココロの変化があるんです。そこにしっかり寄り添うケアも介護福祉士は求められます!
とにもかくにも転倒は利用者のために防がないとだめなんです。
居室からコールで呼ばれるたびにすぐに行くのではなく、フロア待機をする職員が他にいるかを必ず確認!!
池本さんもそこはしっかり意識して行っていました
コール対応は絶えませんが、けして、笑顔とコミュニケーションはかかせません!
午後はおやつの時間を設定している施設も多いです
「今日のおやつ何?」と聞かれて チェックしていなかったことに気づく池本さんこの日は蒸しパンがおやつでした。
施設では食事やおやつを楽しみにしている利用さんも多いので、すぐに答えられるようにしておくことも大切!!
そして、水分もしっかり取ってもらうことも必要なので、お茶の準備! お茶はそのままでもむせる利用者もいるので、
とろみをつけたりゼリーっぽくしたり、ひとりひとりに合わせる準備も重要
ベッドから起きてもみだしなみを整える どこか行きたいという人に声をかける たあいのない会話でほっこり
もちろん 居室の利用者のところにもお話に行くことも大切です。
呼ばれていくのではなく、呼ばれなくても顔を見に行くことで利用者はとても安心します。
前回ブログに登場の利用者さん おまんじゅうが大好きでしたよね。
池本さんを信頼していることが利用者とのやりとりで充分伺えました。
仲良くなるのは簡単ですが、信頼してもらうのは、難しいんです。
介護福祉士は焦らず、おごらず、相手を思った丁寧なケアで信頼関係を築いていきます。
施設にこんなポスターが貼ってありました。
介護の仕事はプライレスな感動やプライスレスな職業人として成長ややりがいがいっぱいです
重労働や大変なイメージが先行している介護の仕事。。。残念なのですが
それでもなんだか興味がある 仕事している人はそんな中にも楽しそう!!
そう感じている方がいれば、ぜひ、もっともっと介護のことをお話しませんか。