皆さん、こんにちは
本日は看護学科で行なった、生活援助論Ⅱの洗髪と足浴の演習についてご紹介していきますね
「看護で洗髪?」と思われる方もいらっしゃいますよね
入院患者さんの中には様々な事情でベッドから動けない方も多くいらっしゃいます
その為、看護師さんは病院のベッドで患者さんの洗髪を行なうこともあります。看護学校では看護基本技術として、洗髪や足浴の授業もあるんです
準備するものは、バケツとピッチャーと温めのお湯、シャンプー、リンス、タオル、サッパリさん(洗髪機)
↑このサッパリさん(洗髪機)を使い、髪を洗っていきます
実際に始める前には教員チェックがあります。これは爪の長さをチェックしていますね
続いて教員のデモンストレーション患者さん役にはそこらにいた事務職員
↑濡れてもいいようにシートを敷いています。
デモンストレーションが終わると学生同士で練習を行っていきます
洗髪と聞くと、「なんだ頭を洗うだけか、簡単だな」・・と思いませんか?
・・・これが意外に難しいのです
ベッドの上で、患者さんの髪を、ミスなく、手早く洗うのは難しいです
また洗髪の際は顔に水がかからないようタオル等をかぶせますので、患者さんからすれば何も見えない状態です
看護師さんは洗髪をしながら、常に患者さんとコミュニケーションをとることが必須となります
・・・常に話をしながら洗髪するのは、慣れないと難しいですよ
また、別のグループでは足浴を行ないました呼んで字のごとく、足を洗います
こちらもしっかりとコミュニケーションを取りながら足浴を行います。
最初は足が冷えているため、掛け湯としてぬるめのお湯で始めます
次第にその温度になれてくると寒く感じてくるので、途中で差し湯を行います
足浴だけでも色々と気にかけないといけないため意外に難しいですね・・・
1年の看護学生たちはまだまだ手馴れない様子でした
しかし、看護師への道は始まったばかりです
この調子で沢山の看護技術を覚えていってくださいね