みなさんこんにちは
4月から新学期もスタートし、小学6年生は中学1年生になり、中学3年生は高校1年生になり、
慣れない生活で疲れが溜まったりしていませんか?
そんな中、4月22日におこなわれた、【第7回姫路少年硬式野球協会メディカルチェック】に参加してきました。
これは姫路市内の硬式野球チームに新加入した中学校1年生の野球肘早期発見・早期治療を目的とするイベントです。
ここで、少し野球肘について少しご説明します。
小さい頃から野球をしている方であれば、一度は肘に痛みを感じたことがあるのではないでしょうか?
投球動作時に肘関節にストレスが加わり、少年期には内側の骨や筋肉に、外側では骨にダメージを与えます。
その中でも特に厄介なのが外側の骨の損傷です。
上腕の骨と前腕の骨が衝突し、骨が欠けてしまう離断性骨軟骨炎(関節ネズミ)という状態になってしまいます。
そのような状態になってしまうと、元の正常な状態に戻るのは不可能です。
なので、そうなる前に早期発見・早期治療が必要なのです。
このメディカルチェックをおこなっている団体は、播磨メディカルチェック研究会という団体で、
ドクターを初め、理学療法士、柔道整復師、スポーツトレーナーが所属しています。
毎年この時期に今回のようなメディカルチェックをおこない、選手たちの体の柔軟性や筋力、肘関節のエコー検査をおこなっています。
その風景を少しご紹介します。
まずはセルフチェックで関節の柔軟性をチェック!
下半身の筋力もチェック!
肘の内部はエコー検査でチェック!
保護者への説明も忘れずに
検査だけではおもしろくないので、午後からはリズムジャンプジャンプトレーニング!
美作市スポーツ医療看護専門学校の柔道整復スポーツトレーナー学科では、
このメディカルチェックを見学実習・体験実習の場とし、参加させてもらえるようになっています。
野球肘で野球を続けられなくなる選手が少しでも少なくなるように、
美作市スポーツ医療看護専門学校柔道整復スポーツトレーナー学科も協力していきます。