【実践スタート】緊張の初日、解剖実習に挑む(研修2日目)
研修2日目からは、いよいよ実習が本格的にスタート!学生たちの間には、期待とともに大きな緊張感が漂っていました。
ホテルで朝食を済ませた後、上海中医薬大学に移動し、8時30分から講義が始まりました。
実習で使用する器具の説明と使用方法を丁寧に教えていただきましたが、初めて触れる器具に、学生たちは最初は戸惑いを見せていました。
しかし、グループで協力しながら実習を進める中で、その表情は一変。
事前勉強会での経験から、この実習が将来の学びに直結することを実感した学生たちは、誰もが真剣な眼差しで講義を受講していました。
最初は不安だった解剖実習ですが、「楽しい!」という声も上がり、休憩時間にも自ら進んで勉強に取り組むなど、非常に積極的な姿勢で一日を終えることができました。
視覚と触覚で学ぶ!急成長を見せた実習2日目(研修3日目)
実習2日目となる研修3日目には、早くも学生たちの成長が見られました。
リストや資料を相互に確認し合いながら、人体の構造や名称を確認する流れが格段にスムーズになり、実習への慣れと深い理解が進んでいることが感じられます。
また、講師の先生方への質問回数が確実に増加しており、実習に対する取り組み姿勢が大幅に向上しました。
予習が翌日の学習成果に直結することを実体験できた結果、積極的に勉強会に参加する学生も増加しています。
視覚と触覚でリアルな解剖学に触れることによる高い学習効果を、ふとした会話やレポートからも強く感じています。
教員として大変喜ばしい限りです。