美作市スポーツ医療看護専門学校

迷走神経反射ってなに?  ~急性期看護のちょっとしたお話

こんにちは看護学科教員の曽です。

よく雨が降りますね。学校近くにある田んぼでは稲たちが青々として美しく、とても喜んでいるようにみえます。

美作の水はとてもきれいで甘く柔らかくおいしいです。お茶もコーヒーもここではとてもおいしく淹れられます道路の溝でも透き通ったきれいな水が流れていることに働き始めた当初はびっくりしました

 

今日は看護学校の教員の立場から、「迷走神経反射」に関するちょっとしたお話です。

学校で朝礼などで長時間立っていたり、緊張したりすると、突然目の前が暗くなり、意識がとんで、倒れてしまう方がいます。周囲の方は突然倒れたのでびっくりしますよね。これは、血管の迷走神経反射であることがほとんどなのです。

 

 

 

 

 

 

長時間の立ちっぱなしで、静脈の血液の戻りがわるいこと、あるいはストレスや緊張、あるいは採血や検査で痛みがあったときに起こりやすいのです。

副交感神経が過度に活発になり、血圧が低い、脈が減り、一時的に頭への血液が減るために、意識がなくなってしまうのです。時々、嘔気と冷や汗という症状もでます。

そういうときは、横になって休むことで回復します。

ほとんどの方はすぐに意識が戻りますが、倒れるときにケガしやすいので周りにいれば手を添えたいところですね。もしそのような場面に出くわしたら、まずは横になって休むよう促してあげてください。

 

 

 

 

 

 

体の健康に影響はしないことが多いのですが、対策としては

①夜によく眠ること

②疲労をため過ぎないこと

③ストレスをうまく対処できるように気分転換や前向きに気持ちを保つこと

などが大切ですね。

 

看護学科では、急性期看護の知識として、自分の体の仕組みなども勉強するので、そのプチ知識でした

 

  • 看護学科はこちら