柔道整復師の学校って「柔道」の授業があるって本当ですか?
柔道経験者じゃないと不利になるなどありますか?
といった質問をもらうことがあります。
今回のブログでは本校の柔道整復師スポーツトレーナー学科で「柔道」の授業があるのか、柔道経験者ではないと不利になるのかお伝えします。
1.そもそも何で「柔道」整復師って名前?
柔道整復師の名称に「柔道」と入っているのが不思議な方もおられるでしょう。
治療の際に柔道を使うわけでもなく、柔道家のみを対象とした技術でもありません。
では何故「柔道」という名前が使われているのかというと、
古来より柔術には相手を倒すための「殺法」と怪我を治療する「活法」とう2つの要素が含まれていました。
やがて時代が変わるうちに「殺法」は競技としての柔道に、「活法」は柔道整復術へと変わり、現代まで受け継がれています。
その後、柔道の父と言われる加納治五郎氏を中心とした柔道家たちの運動によって国家資格へと確率されるようになりました。
そのため、元のルーツが柔道ということもり、「柔道」整復師と呼ばれるようになりました。
2、柔道整復師の授業で「柔道」ってあるの?
では本題ですが、柔道整復師の学校で「柔道」の授業があるのか?という疑問にお答えすると、
「柔道」の授業は柔道整復師の資格を取るために必須科目になっているので、全ての学校で必要です。
ただし、試合に勝つことや段を取得することや相手を倒すことが目的ではなく、柔道を通して心構えや礼儀作法、心身を十全に活用する術を学ぶことが目的です。
授業の内容も受け身の取り方、体さばき(体の使い方)など基本的なことから学んでいきますので、柔道が未経験の方でも問題なく取り組むことができます。
そのため、柔道をやったことがなく心配といった方でも全く問題ないのでご安心ください。
実際に本校の入学生の9割が柔道未経験者です。
3、まとめ
いかがでしたか?
柔道整復師スポーツトレーナー学科に「柔道」の授業はありますが、初歩的な内容の授業から始めるので、
未経験の方でも問題ありません。
また、「柔道」の授業を通して魅力を知り、段位を取り黒帯になった学生もいます。
本校のオープンキャンパスではさらに詳しくご説明や体験をしていますので、興味のある方がいましたらぜひご参加ください。
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