今回は部活生の方へオススメ!広背筋トレーニングのお話です。
自分の弱点を知ってパフォーマンス向上を目指しましょう。野球やバレーボール、テニスやバドミントン・・ など肩を動かす競技の人はぜひやってみて下さい!
力強くコントロールよく思い通りに肩を動かすうえでとっても重要な肩甲骨。
今日は、この肩甲骨の動きに関与する“広背筋”にフォーカスしてみます。
広背筋とは、二の腕の内側から背中(肩甲骨の下あたり)を通って骨盤などについている筋肉で、腕を内側へ寄せたり、内回ししたり、腕を後方へ引くことができます。
広背筋の柔軟性が乏しいと、猫背になったり、肩腕が思うように動かせなかったり、そして動かしにくい状態で使い続け無理な力が肩に加わってしまうと・・ パフォーマンスの低下や肩の痛み(ケガ)につながってしまいます。特に日頃から肩を駆使し続ける人は注意が必要です。
それでは、まずは広背筋の柔軟性を確認してみましょう!
『広背筋テスト』
手のひらから肘までをしっかり合わせたまま、両指先をまっすぐ天井へ伸ばしていく。
その際、腰が反らないように注意しましょう!
肘と肘が離れず、鼻の高さまでまっすぐ上げればGOOD!
↑口まで?顎まで??鎖骨迄!!!???残念ながら鼻の高さまではあがってませんね・・
鏡を見ながら行うとわかりやすいですが、鏡がなくても、肩甲骨下周囲のツッパリ感で柔軟性を実感できるはずです。
以上が広背筋テストですが、こんな状態の方はやり直しですよ↓↓↓(笑)
↓NG①肘がくっついてない
↓NG②まっすぐ伸びていない
では改善策として・・
↓↓↓鼻より下までしか上げらなれかった人は、このストレッチをやってみてください!↓↓↓
とっても伸び感を感じられますよ!
↓改善ver① どちらかの手首をつかみ、斜め上へ引く。そしてそのまま斜め下へ引き下ろす ※ゆるめない!
↓改善ver② 四つん這いになって足をどちらか片方へ寄せる
足を寄せた側の肩・腕・手の甲・頭を床につけて、指先を体から離すように伸ばす
↓改善ver③ 壁に頭・背中・腰をぴったりと付け、手の甲を壁にあてる
親指を正面へ向け、小指を壁にあてたまま腕を上へあげる。のび~っと。
どうですか?広背筋が柔らかくなりましたか?その状態でもう一度『広背筋テスト』をやってみましょう!記録アップが目指せるはず
最後に、日頃から自分の体に意識を向け、簡単なチェックで調子を確認し対処する・・
そんな定期的な日課で、日々の技術練習やトレーニングがグンッと活きてきますよ!!