皆さん、こんにちは。
美作市スポーツ医療看護専門学校の柔道整復スポーツトレーナー学科に興味を持っている人は、
スポーツ系のクラブ活動をしている方がとても多いと思います。
スポーツで「ブレないカラダ」をつくるためには、身体の中心で土台となる骨盤の安定が欠かせません。
そこで、片足で踏ん張ったときに骨盤を安定させてくれる殿筋(お尻)の基礎トレーニングを紹介します。
柔道整復師の「国家資格」を持ったプロの先生が教えるパフォーマンスアップのコツ!
皆さんのクラブ活動に役立ててくださいね。
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【教えてくれた先生】
美作市スポーツ医療看護専門学校
専任教員 副学科長 松澤 伸也先生
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●中・小殿筋(股関節の外転筋)のトレーニング
ちゅう・しょうでんきん(こかんせつのがいてんきん)
中・小殿筋(ちゅう・しょうでんきん)はお尻の外側にある筋肉で、片足立ちになったときに骨盤が傾かないよう支えてくれる働きをします。踏ん張ったときにカラダが横にブレるような人は、ココが弱いかもしれません。
そんな人にオススメなのが「ヒップ アブダクション」です。
それではトレーニングで気をつけるポイントを解説します。どんなトレーニングでもそうですが、正しい方法を守らないと効果は得られません!
ポイント
①肘で上半身を支えて持ち上げておく
→ わき腹を使ったズルを禁止
②目線・胸・おへそ・骨盤・つま先はまっすぐ前に向ける
→ カラダがねじれると中・小殿筋に効果がでない
③頭から足先まで一直線に
→ 股関節を前に曲げてしまう失敗が多い
④脚をあげるときは外くるぶしを上に持ち上げるイメージで
→ 前に向いたはずのつま先が上を向くと効果ナシ
⑤脚をあげるときはゆっくり3秒かけて“息を吐きながら” & 脚を下げるときもゆっくり3秒かけて“息を吸いながら”
→ 息を止めると効果ダウン
⑥常にお尻の外側を意識してトレーニングする
→ 意識を集中した方が効果アップ
5つのポイントを守ってやってみましょう。簡単そうに見えて、意外とシンドイですよ。
最初は10~20回×2~3セットから始めていきましょう。
誤った方法で多くの回数よりも、正しい方法で少ない回数の方が断然良いので、慣れるまでは無理に回数を増やさなくていいです。
それでは「ブレないカラダ」をつくるための中・小殿筋(ちゅう・しょうでんきん)をトレーニングする「ヒップ アブダクション」の紹介でした。
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いかがでしたか?
皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
このようなトレーニングをクラブ活動の中でやったことがある方も多いと思いますが、専門的に学ぶことで、様々なスポーツ選手の
サポートをすることができるようになります。
スポーツをしている人のサポートをする「プロ」に将来なりたいと思っている高校生の方や社会人の方。
そのためには「柔道整復師」の国家資格取得と「スポーツトレーナー」の資格を両方持つことがおススメです。
美作市スポーツ医療看護専門学校ではその夢・目標を叶えるカリキュラムで皆さんをお待ちしています。