【ご存知ですかシリーズ スポトレ編part2】
明日から全仏オープンテニスが始まるということで、前回に引き続き、テニスの トーナメントトレーナー について説明していたいと思います
前回のpart1はメディカル・コート・コール(MCC)とメディカル・タイム・アウト(MTO)でのトレーナー業務をお伝えしました
見てなーい という方はコチラを見てみてください
今回はトーナメントトレーナーがコートに呼ばれていないときにどのようなことをしているかをご紹介したいと思います
そのまま答えを教えてしまっても意味がないので、まずは質問です
MCCでコートに呼ばれていないときは、トーナメントトレーナーはいったい何をしているのでしょうか
正解は、トレーナールームという部屋での、試合前や試合後の選手のケアです。
ちなみに、そのトレーナールームは室内風景はこんな感じです
このような部屋で、痛みを訴える選手に対してテーピングやアイシング 、ストレッチングなどを行います。
ちなみに、処置に必要な材料はこんな感じです
写真を見てもらってもわかるように、テーピングだけではなく創傷・出血などにも対応できるように準備しています
ここまでが一般的なトレーナールームですが、規模が大きいところではトレーニングルームも併設されています
選手たちは各自、試合前のウォーミングアップ、試合後のクーリングダウンで自由に使用します
しっかり成績を残す選手ほど、トレーナーが何も言わなくても入念にセルフケアしている傾向にあります
そんなこともあり、トレーナーの業務としては選手のケアだけでなく、トレーニング指導・セルフケアの意識づけも重要になります
ここまでトーナメントトレーナーという役割・業務についてご紹介してきましたが、少しはトーナメントトレーナーについて知っていただけたのではないでしょうか
このような知識を入れた状態で全仏オープンテニスを見ると、また違った楽しみ方ができると思います
最後まで読んでいただきありがとうございました
では、また次回の【ご存知ですかシリーズ スポトレ編part3】を楽しみに待っていてください
全仏オープンテニスは、どの選手が優勝するかな