みなさん、こんにちは
いきなりですが、質問です
部活動指導員とは、どのようなことをする人か知っていますか
世間では働き方改革が少しずつ進んでいますが、中学校教諭の長時間勤務を改善するための一つの方法として
「部活動指導員の制度化」が2017年4月に施行されました。
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ちなみに、中学校教諭の勤務時間は下記のような感じです。
○ 1日当たり部活動顧問時間(平成28年度)・・・ 平日は41分、土日は2時間9分
○ 1日当たりの学内勤務時間(平成28年度)・・・ 11時間32分
(出典:「公立小・中学校教員勤務実態調査研究」報告書)
では、部活動指導員がどのような存在か説明します。
簡単に言うと、中学校の部活動において技術指導や大会引率できる人のことです。
詳しくは ⇒ コチラ
あれ? 学校の先生以外でも部活動で技術指導してくれていた人がいましたよ!
と思った方もおられると思います。
そうです、この制度が施行される前からそのような方の存在はありました。
外部指導者といわれる方々です。
今現在でも存在しています。
では、この両者何が違うのでしょうか?
細かい違いはありますが、大きく違う点としては練習試合や大会引率があります。
この両者、2018年に関してはどちらも存在しているかたちになっていますが、
外部指導者から部活動指導員への移行が少しずつ始まっています。
公益財団法人中学校体育連盟のホームページの加盟校調査を見ても、よくわかります。
詳しくは ⇒ コチラ
ちなみに、2016~2018年の3年間は下記のような感じです。
○ 2016年の外部指導者 全国合計29,555人 ※ 部活動指導員なし
○ 2017年の外部指導者 全国合計30,172人 ※ 部活動指導員なし
○ 2018年の外部指導者 全国合計29,876人
○ 2018年の部活動指導員 全国合計1,040人
都道府県によってバラつきはありますが少しずつ移行されており、2019年以降も移行していくものと予測されます。
それらの移行は、文部科学省が掲げた2019年度予算案を見ても、力の入れ具合がよくわかります。
詳しくは ⇒ コチラ
ちなみにですが、
○ 中学校における部活動指導員の配置 1,302百万円 ※ 昨年504百万円
○ 指導する部活動に係る専門的な知識・技能を有する人材 12,000人 ※ 昨年4,500人
これからのご時勢、国がどのようにしていきたいか少しご理解いただけたのではないでしょうか?
では、ここまで説明してきた部活動指導員ですが、みなさんはどのような人材が適任だと思いますか!?
最低限度、下記のような能力を有する人が求められていると思います。
◎ 部活動における安全管理が行える人
◎ スポーツの競技特性を理解している人
◎ 中学校などの教育機関と密に連携できる人
少しでも早くから上記のような人間に近づけるよう、学生のうちにいろんな経験を積んでおくことをオススメします
最後になりましたが、自分が頑張ってきた部活動で技術指導・大会引率したいと思っている高校生のみなさん、
オープンキャンパスで待ってます
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