こんにちは!
先日は 二年目の笑顔あふれるフレッシュな姉妹校の卒業生を紹介しました。
今回は第二弾!!
大阪の姉妹校を卒業して、12年・・・
淡路島を離れて大阪で介護を学び、Uターンでの就職をした、田村一樹さんに
インタビューしてきました
社会福祉法人 いちえ福祉会 地域密着型介護老人福祉施設「いちごの家・楽園おのころ」に勤めています。
辞めずに10年以上頑張っている 卒業生の貴重なやりとりの様子です。
Q.ずっと同じ施設で頑張ってこれたのなぜ??
無心でした。まだまだとずっと思っています。
こだわりは必要なのかもしれないけど、こだわりがないってのがよかったのと。 それで いいのかな?(笑)
でも、やってこれた。
Q介護の仕事を長く続けてできたのはなぜ?
人に何かをするのが好き。 辞めたいと思ったことはないです。
Q何がその頑張りを突き動かせている?
めったに会えないけど、専門学校で出会ったみんながそれぞれの場所で同じように
介護を頑張っているのがすごく励みになっている。
いい仲間に会えたなとは在学中も思ったけど、働くにあたって正直こんなに力の源になるとは思ってなかったので、すごい財産だとは思う。
Q働いていて何か変化はあった?
結婚して家族の考え方は変わったかもしれない。仕事は奥さんも働いていて協力してやっている。
お互いに仕事していて楽ではないけど、子どもはやっぱりかわいいので頑張れるところはある。
Q利用者の言葉で印象に残っている言葉は?
うーん、長く働きすぎて、すぐ出てこない...いろいろあったから。
(しばらく考えて)
リーダーになった時 一人の利用者に「優しいだけじゃダメ」
前後はないのだけど、なんか見られていると思った。でも、重く響いた。
Qこれからどんなになっていきたい?
介護が好きだから、ずっと介護はしていたい。ケアマネとかも新しい勉強になると
思うけど、介護福祉士として介護で極めていきたい。
利用者の「ありがとう」が聞きたい。
Q介護福祉士になりたい人にメッセージ
しんどいかもしれないけど、それに負けないくらいのやりがいはある。何より、自分自身もみつめられて、人間的にも成長できる。人のことを考える仕事だけど、自分がしたことによってどうだったか、何ができたか、これでよかったかといろいろ考えられて、
次も次も ずっと考えて介護することができる。
長く働いていた老健から、異動で地域密着型の施設になり、これまでの自分のあり方をみつめられるようになっているとのこと。 あとはここで何ができるかを考えたいかないとだめだと思い始めているそうです。 そして、それは施設だけではなく地域も巻き込んで、動かなきゃとも感じていると。
住み慣れた地域を巻き込んで介護を考え始めていることに、とても成長を感じました。
施設に迷惑をかけられないので と自分自身が夜勤明けの日の取材となりました。
気が付けば3時間近く 濃い深い話をすることができました。
授業受けたみたいと懐かしく感じてくれながら、
「先生と話してもいろいろ思うところを整理ができた」とポツリ。
そんなことを言ってもらえて嬉しかったです
10年以上働いている卒業生とじっくり話す介護の話ややりがいは、話をしていても時間が静かに流れて、
なんだか味わい深い介護を感じることができました。
単純に「楽しくて仕方ないですよ!」って聞くよりも、10年の時の重みを感じて、
「頑張って! そして先生も頑張るよ!!」と思う大切な時間となりました。